2012年09月16日
夕べ彼の・・・
大きな背中に跨って考えた
あとどれくらい私たち、こうしていられるかな?
二人とも心地よいだるさで、まどろみそうになりながら
薄暗いホテルの部屋・・・
何事にもエネルギッシュで、全力で立ち向かう?彼?
家庭があって仕事があって、自分の趣味があって
そして私がいて・・・
いつか何かを切り捨てなければならないときが来る
そのときは私が切り離されるんだろうね・・・
彼はなにも答えない
背中をもんでみる
腰を押してみる・・・うっと呻く彼
寝たのかなぁ・・・
彼は車好き
そんな彼が最近オススメのガラスコーティングはコレだな
と言って憚らない
私も試したい↑のガラスコーティング
褒めてもらえるかな?
ふと考えていると・・・
テーブルの上には串カツの食べ残しが見える
立ち上がってそれを口にする・・・
ころもが手にポロリと落ちる
彼は起き上がって隣に座り
それを口にする・・・美味しいと笑う
悪戯心がふと湧き上がる
彼にキスをする
そのまま口の中の肉を彼の口に押しやる
一瞬の動揺を見たあと
また笑う・・・美味しい?と聞いてみる
ペンギンや鳥たちが食べたものを戻して子に分け与える
そんな感じだと笑った・・・
あの時は何も考えなかったけれど今
思い出すとキュンとする
彼の指先を思い出しながら・・・
いつものように着替えて部屋を出る
さよならのキスをして
新しい今日がもう
始まっている・・・